挨 拶

宗家写真

魚本流は青少年少女健全育成活動をテーマに 1979年4月1日に創始して以来、今年で45周年を迎えました。この間に、少年少女を取り巻く社会の情勢は様変わりしてきました。 ” 個人”の考えが優先され、情報が溢れ、なんでもお金さえあれば手に入る世の中に移り変わってきています。 一方で日本古来の伝統的な”家族”または”集団”の考え方や日本の ”道徳心”が失われつつあります。最近の少年犯罪の激増は、これら社会情勢の変化に大きな一因があると考えられます。
 魚本流では、空手拳法の指導を通じて、古来武道の伝統的な礼儀作法を身に付けてもらい、健康な体作りを目指しています。 又、親子でキャッチボールをする感覚で、家族みんなで団欒のひとときを過ごせる”ファミリー空手拳法”でありたい。そのような願いで魚本流の普及に努めて、魚本流の活動は大阪・堺を中心に徐々に社会に浸透し理解されてきました。

一般社団法人 魚本流空手拳法連盟 創始者
代表理事・宗家 魚本 赤龍 範士  十段
堺フルコンタクト空手道連盟 名誉会長 魚本流青色防犯パトロール隊 代表
日本武道唐手術研究会 四代目会長

 
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会長写真

私の父である魚本赤龍 宗家が「公園で親子がキャッチボールするような、そんな空手を・・・」と、始められ、たくさんの方々に支えられ、魚本流は今年で44周年を迎えました。
 宗家独りで立ち上げた魚本流は、45年かけて着実に前へ進み続けて現在、約40支部まで発展しました。それは、宗家が「初心忘るべからず」「継続は力なり」の言葉を忘れずにこなしてきた賜と自負しております。
 宗家は、大会でチャンピオンになっているわけではありません。しかし、少年部で火を付け一般女子部と共に世間に名を轟かし、一般男子の部でも注目される選手を育て、現在に至るのは決して夢をあきらめないことが魚本流(ここ)にあるからだと思います。「夢をあきらめないこと、努力すれば必ず夢は叶うんだということ」を教訓に、私は会長職を頂いています。これまでの宗家の努力を無駄にせず、我々若手が一丸となって、武道を通じて青少年少女健全育成活動をすると共に、魚本流青色防犯パトロール隊では地域のために邁進していきたいと思います。

一般社団法人 魚本流空手拳法連盟
選手強化委員会 監督  

会長  魚本 剛志 範士  九段
堺市スポーツ協会 理事
公益社団法人 全日本フルコンタクト空手道連盟 理事

堺フルコンタクト空手道連盟 会長
魚本流青色防犯パトロール隊 副代表兼隊長

 
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三代目写真

平素は魚本流にご理解、ご協力を頂き誠に有難うございます。
 私は子供の頃、空手に行くのが嫌でした。毎日、空手の錬習に行ってたので、友達と遊ぶ事もあまり無く、遊びに行っても空手があるので、早く帰ることが殆どでした。しかし、高校生になり、自身の錬習もしながら、支部道場へ行き、子供達に教える機会が増えてからは、楽しくなりました。
 教える為には指導の勉強が必要だと感じ、宗家、会長を始め、多くの先生の良い部分を覚え、吸収していき、毎日、試行錯誤を繰り返していくうちに、空手が好きになりました。子供の頃は嫌でも、大人になると続けて良かったと思えることが他にもあります。
 これから入門をお考えの皆様にも、学校や職場で辛い時は必ずあると思いますが、諦めたり、辞めたりするのは簡単です。でも、これから空手を始めることで、様々な分野で、頑張って続けて行く忍耐力を養って頂けたら幸いです。現在、入門している皆様も、続けていくことで、きっと良いことがありますので、諦めずに共に頑張りましょう。

一般社団法人 魚本流空手拳法連盟 
選手強化委員会 委員長(ヘッドコーチ)

三代目・副会長  魚本 竜久人 教士 五段
堺フルコンタクト空手道連盟 副会長
魚本流青色防犯パトロール隊 隊長代行

 



代表選手のご紹介

守屋章龍写真

魚本赤龍宗家のお孫さんにあたり、幼少期より、代行及び会長より直接指導を受ける。幼少期は、他流試合で結果を出す事はあまりなかったが、今まで出場した試合で、宗家の格言『継続こそ力なり』を示すかのように、近年、国際大会優勝や、他流試合中でも国内最大級の大会、『全日本フルコンタクト空手道選手権大会』において、2年連続優勝を成し遂げるなど、今までに出場した試合において、大阪府知事賞、大阪府教育委員会賞、堺市長賞、堺市教育委員会賞など数々の賞を受賞。令和4年には、堺市より堺市栄誉賞を受け、昨年、ボディーメーカー株式会社とスポンサード契約を締結するなど、魚本流の中で、代表選手として活躍しながら、後進の指導にも携わっています。

一般社団法人 魚本流空手拳法連盟 師範 
選手強化委員会 委員長補佐(コーチ兼選手)
魚本 尚久真 錬士  四段
堺フルコンタクト空手道連盟 理事
魚本流青色防犯パトロール隊 副隊長

 
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師範のご紹介

令和3年10月21日(木)、教士之称号授与式典が行われ、長年にわたり、魚本流の活動に並々ならぬ尽力を注ぎ、寄与している上、心技体が備わり、指導者として最も優れた資質を身に着けたと判断され、日本武道唐手術研究会 四代目会長、兼(一社)魚本流空手拳法連盟 創始者 魚本赤龍宗家より、以下の2名に教士の称号が授与されました。

三代目写真

私は、魚本流に入門させて頂き、30年となりました。 宗家に直接指導をして頂いた外弟子で、恵まれた世代であります。道場稽古での教えはもとより、普段でも凛とした武道家としての姿を見せて頂き空手だけでなく、礼儀作法などの社会で生きる上で一番大事な事を修行させて頂いていると、この年になり本当に実感しております。
 昨今の諸事情で、学校教育の場で、先生も指導し難い事が、この武道教育では、基本にあるように思います。大きな声での挨拶、返事など社会生活で当たり前であった事が、失われつつある様思われますが、魚本流空手の1番最初の稽古は、挨拶の「押忍」から気合で大きな声を出すことだと思います。空手の競技としての成績を求めるのも1つではありますが、宗家が、常々仰る「継続は力なり」でこうした社会生活で当たり前の事が自然と身に付いて行く事になります。また武道ではありますが、キックミット等でのストレス発散の稽古もあり個々の目標をもって心身ともに鍛える生涯スポーツとしても有意義ではないでしょうか。
私事ながら、入門は、親子(娘)ほぼ同時であり、同じ道場稽古でしたので、本人が、やりたがって始めたのですが、子供の必ず来る稽古前の体調不良(笑)等も理解でき、競技としての空手の結果だけが、大事では無いと本当に思います。
普段の稽古の取り組み、努力に対して一つずつ出来なことかった事が、出来るようになり、より多く子供の成長を感じる事が出来ます。稽古の辛さ・喜びを、このホームページで、子供さんの入門を検討されているご父兄さんは、同時入門で、かつて宗家と会長の「親子でキャッチボールする感覚の空手」で始まった魚本流空手を体験してはいかがでしょうか。親子での空手のいい思い出を共有できると思います。体験入門も有りますので最寄りの道場に見学・体験をお勧めいたします。
私は、宗家から学んだことを、1つでも多く、門下生、後輩に伝えていけるよう精進して行きたいと思います。
押忍

一般社団法人 魚本流空手拳法連盟 最高師範
宗家付  水野 伸龍 教士  六段
魚本流青色防犯パトロール隊 副隊長

 

守屋章龍写真

平素は魚本流にご理解ご協力頂き有難うございます。 私はチリ国へのサッカー留学後、日本の武道に興味を持ち魚本流に入門させて頂きました。 内弟子として3年半の間は、宗家、会長、代行の直接指導により空手の技術はもとより、身辺警護や、様々な武道家としての、立ち振舞い、人としての人格などを、ご指導頂き、ひと回りもふたまわりも自信を付けさせて頂きました。 古来から伝わる魚本流空手の技術、これを伝承、継承する使命感を持ち、三代目を筆頭に、若手指導者と共に宗家、会長のように愛情持って指導していけるよう精進して参ります。 宗家が仰る「子供は国の宝なり」 近年の暴力事件、凶悪な犯罪に子供達が、巻き込まれないように青色防犯パトロール隊員として少しでも地域社会にお役立てできればと思っております。                    押忍

一般社団法人 魚本流空手拳法連盟 師範
選手強化委員会 委員長補佐(コーチ)

三代目付・本部長  守屋 章龍 教士  五段
魚本流青色防犯パトロール隊 副隊長

 

守屋章龍写真

平素は魚本流にご理解ご協力頂き有難うございます。 私の入門のきっかけは、自身の子供3人に空手を習わせる為、自宅の近所の支部道場へ見学に行った事でした。幼い頃から他の武道を習っていた事もあり、武道には関心を持ち続けていましたが、空手という武道に関しては無知そのものでした。見学初日、当時の指導員から、「魚本流には親子で一緒に稽古されている方もたくさんいらっしゃいますよ。お父さんも良かったら一緒にやりませんか?」と掛けられたこの一言で、魚本流の“ファミリー空手”に興味を抱き、次の週には子供達と一緒に入門手続きを行いました。それから宗家、会長にご指導、お話をお伺いする機会にも恵まれ、私の空手熱は更に加速し、現在は師範・副本部長という大役を務めさせて頂き、4つの支部の支部長をさせて頂いております。
 私が魚本流に対して一番感謝している事は「子供達の社会教育」です。近年、学校では大幅に部活動が減り、先輩後輩関係といった社会で必要な社会教育を学ぶ場所が無くなりつつあります。一方、魚本流には幼児からご年配の方まで、たくさんの門下生が在籍しています。同じ道場で幼児と大人が一緒に稽古する、このような空手道場は非常に珍しく、まさに魚本流の一つの特徴であると言えます。多くの社会の先輩が同じ道場に居る事で、学校の生活、勉強、進学、就職に至るまで様々なコミュニケーションが取られています。幼い頃から年上の先輩や大人と接する事で、社会に出た時に大切な、物怖じしない、コミュニケーション能力を備えた人間に成長出来ると考えます。
魚本流で錬習する門下生は、魚本流の理念「自分の痛みを知る事で人の痛みを理解する」事を徐々に体得し、人に対して優しい心と強さを持つ事が出来ます。また、魚本流空手の道場は、学校の部活動やスポーツクラブとは一線を画する社会教育の場だと私は自負しております。宗家の格言“初心忘れず継続こそ力なり”にありますように、サッカーや野球などの競技種目同様、大会で優勝や実績を残す事はもちろん素晴らしい事ですし、努力の賜物ですが、実績が残せなくても、初心を忘れないで永く空手を続けている事で、忍耐力を身に付けた社会に順応する大人に成長出来るのが、魚本流空手の最大の魅力だと考えております。
 私の3人の息子も成人を迎えましたが、まだまだこれからも魚本流にお世話になる所存です。魚本流には良き、お兄ちゃんお姉ちゃん、もう一人のお父さんお母さん、可愛い弟や妹までたくさん在籍しています。宗家にいつもご指導頂く「自分の子供と接するのと同じように門下生に接しなさい」という教えに責任を持ち、これから魚本流の未来を築いていかれる会長、並びに三代目と共に、心から好きになってもらえる、自分が親になった時に自分の子供を預けたい、そう思ってもらえる、最高の武道団体“魚本流空手拳法連盟”を作りあげていきたいと考えております。押忍

一般社団法人 魚本流空手拳法連盟 師範
選手強化委員会 委員長補佐(コーチ)

三代目付・副本部長  白川 直龍 錬士  準四段
魚本流青色防犯パトロール隊 隊員